「ChromecastをWi-Fiにつなごうとしても接続エラーが出る」
「Google HomeアプリにChromecastが表示されない」
「ネットワーク名やパスワードを入力しても先へ進めない」
Chromecastをテレビにつないだのに、Wi-Fi接続で止まってしまうと、何を確認すればよいのか分かりにくいですよね。
ChromecastがWi-Fiにつながらない原因は、本体の故障だけではありません。
スマホが別のWi-Fiにつながっている、パスワードが間違っている、Google Homeアプリに必要な権限がないなど、設定や通信環境が影響していることもあります。
この記事では、ChromecastがWi-Fiにつながらないときに確認したい原因と対処法を、試しやすい順番で紹介します。
初期化は最後にして、まずは再起動やWi-Fi設定から確認していきましょう。
結論|ChromecastがWi-Fiにつながらないときは順番に確認する
ChromecastがWi-Fiにつながらないときは、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。
- Chromecast・スマホ・ルーターを再起動する
- スマホのWi-Fi接続先を確認する
- Wi-Fi名とパスワードを入力し直す
- Google Homeアプリと権限を確認する
- Chromecastをルーターの近くで接続する
- ほかの端末もWi-Fiにつながるか確認する
- 改善しない場合は再設定や初期化を検討する
特に多いのが、スマホとChromecastが別のWi-Fiにつながっているケースです。
同じルーターを使っていても、2.4GHzと5GHzでWi-Fi名が分かれていると、別のネットワークとして認識されることがあります。
まずは機器を再起動し、スマホがどのWi-Fiにつながっているか確認してみてください。
ChromecastがWi-Fiにつながらない主な原因
ChromecastのWi-Fi接続エラーには、主に次の原因が考えられます。
- スマホとChromecastが別のWi-Fiにつながっている
- Wi-Fi名やパスワードが間違っている
- Chromecastやルーターに一時的な不具合が起きている
- Google Homeアプリの設定や権限に問題がある
- ルーターとの距離や電波状況に問題がある
- ゲストWi-Fiなどで端末同士の通信が制限されている
- Wi-Fi変更後も古いネットワーク情報が残っている
最初からChromecastの故障と判断するのではなく、簡単な設定から順番に確認することが大切です。
ChromecastがWi-Fiにつながらないときの対処法
ここからは、手軽に試せるものから順番に紹介します。
一つ試すたびにGoogle Homeアプリを開き、Chromecastへ接続できるか確認してください。
Chromecast・スマホ・ルーターを再起動する
最初に、Chromecastだけでなく、スマホとルーターも再起動します。
次の順番で試してみてください。
- Google Homeアプリを終了する
- Chromecastの電源ケーブルを抜く
- ルーターの電源を切る
- スマホを再起動する
- ルーターの電源を入れる
- Wi-Fiが使える状態になったらChromecastの電源を入れる
- Google Homeアプリを開く
Chromecastの電源を切るときは、テレビのHDMI端子から抜くだけではなく、電源ケーブルを抜きます。
ルーターの再起動後は、Wi-Fiが使える状態になるまで少し待ってからChromecastを確認しましょう。
スマホのWi-Fi接続先を確認する
スマホの設定を開き、現在接続しているWi-Fi名を確認します。
ルーターによっては、次のように2.4GHzと5GHzでWi-Fi名が分かれています。
「〇〇〇〇-2G」
「〇〇〇〇-5G」
末尾の表示が違う場合は、スマホとChromecastが別のネットワークにつながっている可能性があります。
スマホがモバイル通信や別のWi-Fiへ自動的に切り替わっていないかも確認しましょう。
VPNを利用している場合は、一時的にオフにしてから接続を試してみてください。
Wi-Fi名とパスワードを入力し直す
「ネットワーク名とパスワードを確認してください」と表示される場合は、Wi-Fiのパスワードを入力し直します。
入力時は、次のような間違いに注意してください。
- 大文字と小文字
- 数字の「0」と英字の「O」
- 数字の「1」と英字の「I」や「l」
- 不要な空白や記号
ルーター本体の側面や底面に、初期のWi-Fi名とパスワードが書かれていることがあります。
ただし、自分でパスワードを変更している場合は、ルーター本体に記載された初期パスワードでは接続できません。
Chromecastをルーターの近くで接続する
Wi-Fiの電波が弱いと、Chromecastを検出できても、セットアップの途中で接続エラーが出ることがあります。
Chromecastはテレビの裏側に設置することが多く、テレビ本体や壁、家具などの影響で電波が届きにくくなる場合があります。
可能であれば、初期設定をするときだけでも、Chromecastとルーターの距離を近づけて試してみてください。
Google Homeアプリを更新・再起動する
Google PlayストアやApp Storeを開き、Google Homeアプリに更新がないか確認します。
更新がある場合は最新版にしてから、もう一度セットアップを試してください。
すでに最新版の場合は、Google Homeアプリを完全に終了してから開き直します。
それでもChromecastが表示されない場合は、スマホを再起動したうえで、アプリの権限を確認しましょう。
Androidの位置情報とアプリ権限を確認する
Androidスマホでは、Google Homeアプリが周辺のChromecastを見つけるために、位置情報や付近のデバイスに関する権限が必要になることがあります。
機種によって表示は異なりますが、おおまかな確認手順は次のとおりです。
「設定」
↓
「アプリ」
↓
「Google Home」
↓
「権限」
位置情報や付近のデバイスが許可されているか確認します。
Bluetoothもオンにした状態で、Google Homeアプリを開き直してください。
iPhoneのローカルネットワークを許可する
iPhoneでGoogle Homeアプリを使っている場合は、ローカルネットワークへのアクセスが許可されているか確認します。
「設定」
↓
「プライバシーとセキュリティ」
↓
「ローカルネットワーク」
↓
「Google Home」をオン
ローカルネットワークがオフになっていると、同じWi-FiにつながっているChromecastを検出できないことがあります。
Wi-FiとBluetoothもオンにした状態で、もう一度Google Homeアプリを確認しましょう。
ほかのスマホやパソコンもWi-Fiにつながるか確認する
Chromecastだけでなく、ほかのスマホやパソコンもWi-Fiへ接続できない場合は、ルーターやインターネット回線側に問題がある可能性があります。
ほかの端末は正常につながり、Chromecastだけが接続できない場合は、ChromecastやGoogle Homeアプリ側の設定を中心に確認します。
別のスマホを用意できる場合は、そのスマホにGoogle Homeアプリを入れてセットアップを試す方法もあります。
別のスマホでは接続できる場合、最初に使用していたスマホのアプリ設定や権限が原因と考えやすくなります。
接続したいWi-Fiが一覧に表示されない場合
Google Homeアプリに接続したいWi-Fi名が表示されない場合は、ネットワーク側の設定も確認します。
SSIDが非公開になっていないか確認する
ルーターでSSIDを非公開にしていると、Wi-Fiの一覧にネットワーク名が表示されません。
この場合は、ネットワーク名とパスワードを手動で入力する必要があります。
設定方法が分からない場合は、使用しているルーターの説明書やメーカーのサポート情報を確認してください。
Chromecastが対応するWi-Fi帯域を確認する
Chromecastは、機種によって対応しているWi-Fi帯域が異なります。
古い機種では2.4GHzにしか対応しておらず、5GHz側のネットワークが表示されない場合があります。
ルーターに2.4GHzと5GHzの両方がある場合は、2.4GHz側へ接続して試してみてください。
ゲストWi-Fiや公共Wi-Fiを使用していないか確認する
ゲスト用Wi-Fiやホテルなどの公共Wi-Fiでは、同じネットワークにつないだ端末同士の通信が制限されていることがあります。
スマホはインターネットへ接続できても、Google HomeアプリからChromecastを見つけられない場合があります。
自宅で使用する場合は、ゲスト用ではなく通常のWi-Fiネットワークへ接続してください。
ルーターやWi-Fiを変更したあとにつながらない場合
ルーターを交換したり、Wi-Fi名やパスワードを変更したりしたあとにつながらなくなった場合は、Chromecastに以前のネットワーク情報が残っている可能性があります。
以前のWi-Fiへ接続でき、Google HomeアプリにChromecastが表示されている場合は、デバイスの設定からWi-Fi情報を確認します。
すでに以前のWi-Fiが使えず、Chromecastがオフラインになっている場合は、Google Homeアプリから変更できないことがあります。
その場合は、Chromecastを初期状態に戻し、新しいWi-Fiを使ってセットアップし直す必要があります。
ただし、機種によって再設定や初期化の方法が異なるため、操作前に使用しているChromecastの機種を確認しておきましょう。
それでも改善しない場合は初期化を検討する
再起動やWi-Fi設定、Google Homeアプリの権限を確認しても接続できない場合は、Chromecastの初期化を検討します。
Chromecastを初期化すると、登録したWi-Fiやデバイス設定が削除されます。
初期化後は、Google Homeアプリを使って最初からセットアップし直さなければなりません。
そのため、初期化する前に次の項目を確認してください。
- スマホとChromecastが同じWi-Fiにつながっているか
- Wi-Fi名とパスワードが正しいか
- Chromecast・スマホ・ルーターを再起動したか
- Google Homeアプリの権限が許可されているか
- 別のスマホでも接続できないか
これらを確認しても改善しない場合に、初期化を試します。
初期化方法はChromecastの機種によって異なるため、機種に合った手順で行ってください。
一度つながるが途中で切れる場合
Chromecastを最初からWi-Fiへ接続できない場合と、一度つながったあとに切れる場合では、考えられる原因が異なります。
次のような症状なら、接続後の通信環境に問題がある可能性があります。
- 最初は正常につながる
- 動画を再生すると途中で切れる
- Google Homeアプリでオフラインになる
- 毎回ルーターを再起動しないと使えない
この場合は、ルーターとの距離や電波状況、Wi-Fiの混雑などを確認します。
今回のような「最初からつながらない症状」とは分けて原因を探したほうが、問題を見つけやすくなります。
ChromecastはつながるのにTVerだけ止まる場合
Chromecast自体はWi-Fiにつながっているのに、TVerの再生だけが止まる場合は、Chromecast以外に原因がある可能性があります。
TVerアプリの一時的な不具合、テレビ側の動作、通信速度の低下などを確認しましょう。
「くるくるしたまま再生されない」「広告のあとに止まる」といった場合は、次の記事でTVer側の対処法をまとめています。
TVerがテレビで止まる原因はこれ!くるくる・途中で止まる時の今すぐ直る対処法
何をしても接続できない場合は故障?
ChromecastがWi-Fiにつながらないからといって、すぐに本体の故障とは限りません。
まずは、別のスマホからセットアップできるか、ほかの端末が同じWi-Fiへ接続できるかを確認します。
初期化して再設定しても接続できない場合や、本体のランプ、テレビ画面の表示に異常がある場合は、Chromecast本体に問題が起きている可能性があります。
使用している機種と試した対処法を整理したうえで、Googleのサポートへ相談すると状況を伝えやすくなります。
まとめ|再起動から順番に原因を切り分けよう
ChromecastがWi-Fiにつながらない場合は、最初にChromecast、スマホ、ルーターを再起動し、スマホが正しいWi-Fiへ接続されているか確認しましょう。
次に、Wi-Fi名とパスワード、Google Homeアプリの更新状況や権限、ルーターとの距離を見直します。
接続したいWi-Fiが表示されない場合は、SSIDの非公開設定やWi-Fi帯域、ゲストネットワークを使用していないかも確認が必要です。
ルーターの交換やWi-Fi変更後につながらなくなった場合は、古いネットワーク情報が残っている可能性があります。以前のWi-Fiを利用できない場合は、初期化して新しいWi-Fiで再設定する必要があることもあります。
ただし、初期化すると設定が消えるため、再起動や接続先、アプリの権限を確認しても改善しない場合の最終手段にしましょう。
Chromecast自体は接続できていて、TVerだけが止まる場合は、TVerアプリや通信環境など別の原因を確認してください。