レポートや課題、さらにはビジネスで使用するプレゼン資料などを作成するときに、「²」「³」「√」「π」「±」といった数学記号を入力したいシーンは思った以上に多いものです。
しかし、これらの記号はキーボードに直接表示されていないことがほとんどで、入力の方法が分からず戸惑う人も少なくありません。
とくにパソコンとスマホでは操作方法が異なり、使っているソフトによっても記号の出し方に違いがあります。
この記事では、WordやExcelをはじめとした主要なツールでの入力方法から、スマホのキーボードを使った打ち方まで幅広く解説します。
さらにコピペで使えるサンプルもまとめているので、読んだその場で活用できます。
この記事を参考にすれば、数学記号の入力で困ることはもうなくなるはずです。
2乗・3乗の入力方法
Wordでの入力方法
Wordで2乗や3乗を入力する場合、最も手軽で覚えやすい方法は上付き文字を使うことです。たとえば「x2」と入力したあと、数字の「2」を選択した状態で Ctrl + Shift + = を押すと、「²」と表示されます。同じ操作で「3」を選択すれば「³」と入力可能です。これは頻繁に指数を使う文書にとても便利です。さらに、数式エディタを利用する方法もあり、数式モードで「x^2」と入力するときれいな「x²」が自動で表示されます。分数やルート、複雑な式も整った形で表現できるので、レポートや論文など見栄えを重視したい場面にも適しています。
Excelでの入力方法
Excelで2乗や3乗を表現する方法は複数あります。
まず基本的な方法は、セルに入力された値に対して計算を行うやり方です。
たとえばセルA1に数値がある場合、「=A1^2」と入力するとA1の二乗を計算し結果が表示されます。
³も同様に「^3」で計算可能です。
また見た目だけ整えたい場合は、セルに「x2」と入力し、数字の「2」だけを選択して右クリックから「セルの書式設定」を開き、フォント設定で「上付き」を選ぶと「x²」と表示されます。
さらに「=CHAR(178)」「=CHAR(179)」といった関数を利用する方法もあり、より柔軟に記号を取り入れることが可能です。
WordやExcelで「x²」などの二乗を入力する具体的な方法を知りたい方はこちらの記事がおすすめです。
>>WordやExcelでx²を入力するには?二乗記号の出し方をわかりやすく解説
上付き文字や数式エディタ、CHAR関数など複数の入力手順を丁寧に解説しているので、レポートや表計算の仕上がりをきれいに整えたいときに役立ちます。
スマホでの入力方法
スマートフォンで2乗や3乗を入力する場合は、特殊記号を呼び出すためにキーボードの切り替え操作が必要です。
iPhoneでは「数字・記号」入力に切り替えたあと、「記号一覧」を開いて探す方法があります。
ただし²や³が標準で表示されないこともあるため、その場合はコピペを活用するのが手っ取り早いでしょう。
Android端末でも同様で、記号キーボードから探す方法がありますが、端末やキーボードアプリによって表示場所が異なるため注意が必要です。
頻繁に利用するなら、あらかじめコピペ用に保存しておくと安心です。
コピペ用サンプル
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²(二乗)
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³(三乗)
パソコンやスマホで「2乗」や「x²」を入力したいときに役立つ記事はこちらです。
ショートカットや数式エディタ、記号挿入など複数の方法をわかりやすくまとめているので、レポートや資料作成で迷ったときにすぐ活用できます。
平方根(√)の入力方法
Wordでの入力方法
Wordで平方根を入力する際に便利なのが数式エディタです。
数式モードに切り替えるには「Alt + =」を押し、その状態で「\sqrt{x}」と入力すると「√x」が自動的に整った形で表示されます。
これにより、複雑な数式でも読みやすくきれいに表現できます。
また、数式エディタを使わなくても、「挿入」タブから「記号と特殊文字」を選択し、一覧から「√」を挿入する方法も可能です。
見た目を整えるだけであればこちらの方法が簡単です。
Excelでの入力方法
Excelで平方根を扱いたいときは、計算用と表示用の2種類の方法があります。
計算を行いたい場合は「=SQRT(A1)」と入力するとセルA1にある数値の平方根が表示されます。
単純に記号として平方根を入力したい場合は、特殊記号の挿入を使う方法があります。
Excelの「挿入」タブから「記号」を選び、√を挿入すれば見た目も整います。必要に応じて使い分けるのがおすすめです。
スマホでの入力方法
スマートフォンで「√」を入力する場合は、標準キーボードに含まれていないことが多いため、直接探すのは難しい場合があります。
そのため、記号をよく使う人はコピペ用に「√」を保存しておき、必要なときにすぐ呼び出せるようにしておくのがおすすめです。
IMEの単語登録を活用して「るーと」と入力すれば「√」に変換されるように設定しておくのも便利です。
コピペ用サンプル
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√(平方根)
その他の特殊数学記号の入力方法
π(円周率)
Wordでは数式エディタで「\pi」と入力すればきれいな「π」が表示されます。
Excelではセルに「=PI()」と入力すると、円周率の値である3.1415...が自動で出力されます。
記号として使う場合は、直接「π」をコピペすれば簡単です。
±(プラスマイナス)
Wordでは記号挿入から「±」を選択して入力可能です。Excelでもセルに直接「±」を入力できます。
計算式として使うというよりは、条件や範囲を示すときに見た目を整える用途で役立ちます。
∞(無限大)
Wordの数式エディタで「\infty」と入力すると整った「∞」が表示されます。
Excelでは特殊記号挿入を使えば簡単に入力できます。
見た目のインパクトが大きい記号なので、レポートや発表資料で強調したい場面に便利です。
≒(ほぼ等しい)
「≒」はWordやExcelの特殊文字一覧から入力可能です。
数値や条件を大まかに表したいときに便利な記号です。コピペで使うのが一番簡単で確実です。
パソコン・スマホでの便利テクニック
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単語登録を活用する:「にじょう」と入力して「²」に変換できるように設定しておけば、数秒で記号が呼び出せます。同様に「さんじょう」で「³」、「るーと」で「√」など設定するとさらに便利です。
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コピペリストを常備する:よく使う「²」「³」「√」「π」「±」「∞」「≒」などを一つのメモ帳にまとめておくと、コピーしてすぐに貼り付けられるため効率的です。
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UnicodeやAltコードを覚える:Windowsの場合「Alt + 0178」で「²」、「Alt + 0179」で「³」といった入力が可能です。覚えておくとキーボード操作だけで特殊記号を入力でき、作業スピードが上がります。
まとめ
数学や理系の文書では、二乗や三乗、平方根、特殊記号を入力する機会が数多くあります。
しかし、入力方法を理解していれば難しいことはなく、誰でもスムーズに扱えるようになります。
WordやExcelでは上付き文字や数式エディタ、特殊記号の挿入を活用し、スマホではキーボードの切り替えやコピペを使いこなすのがポイントです。
さらに、単語登録やAltコードを覚えておくと効率が飛躍的に上がります。
必要な記号を自在に入力できるようになれば、資料やレポートの完成度も大きく向上するでしょう。