Steamでゲームをより快適に楽しむには、コントローラーを自分のプレイスタイルに合わせて設定することが欠かせません。
現在は専用のSteamコントローラーは販売終了しており、XboxやPlayStation、Switch Proなど市販のコントローラーを利用して自由にカスタマイズできるのが一般的です。
本記事では、これからSteamでコントローラーを使いたい初心者の方に向けて、接続方法・初期設定・ボタン配置のカスタマイズ方法・便利な追加機能・トラブル対処法まで、順を追って丁寧に解説します。
1: Steamで使えるコントローラーの種類と特徴
Steamは現在、専用コントローラーではなく以下のような市販のコントローラーに幅広く対応しています。
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Xboxコントローラー(最も高い互換性)
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PlayStationコントローラー(DualShock4/5)
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Switch Proコントローラー
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その他のPC用汎用ゲームパッド
これらをSteamで有効化すると、ゲームごとに細かい設定やカスタマイズが可能になります。
2: コントローラーの接続方法と初期設定
2-1: 接続方法
USBケーブルで直接パソコンに接続する方法と、ワイヤレスで便利に使えるBluetooth接続の2種類があります。
USB接続の場合は挿すだけで安定して認識され、特に初めての設定や遅延を避けたいときにおすすめです。
Bluetooth接続を選ぶ場合は、PCのBluetooth機能をオンにした状態でコントローラーのペアリングボタンを長押しし、接続先一覧に表示されたら選択します。
接続が完了したらSteamを起動すると自動で認識され、初めてでもスムーズに設定画面へ進むことができます。
2-2: 初回設定
Steamクライアントを起動したら、画面左上のメニューから「設定」を開き、「コントローラー」タブの中にある「一般のコントローラー設定」を選択します。
ここで使用するコントローラーの種類に応じた項目にチェックを入れると有効化されます。
このとき接続しているコントローラーが一覧に表示されるので、きちんと認識されているか確認し、必要に応じてテストボタンで動作確認を行います。
設定を保存すると、以降はSteamでゲームを起動する際に自動で最適な設定が適用されるようになります。
2-3: 設定をリセットする方法
「設定」→「コントローラー」→「デバイス」から対象となるコントローラーを選択し、表示されたメニューの中にある「デフォルトにリセット」ボタンを押すことで、保存されているすべてのボタン設定やカスタム感度などを初期化して最初の状態に戻すことができます。
これを実行すると、設定は完全にリセットされるので、最初から改めて自分の好みに合わせて調整し直すことが可能になり、誤った設定を元に戻したいときに非常に便利です。
3: ボタン配置のカスタマイズ方法
3-1: 配置の変更
Steamの「大画面モード」機能を使えば、コントローラーの各ボタンにどの操作を割り当てるかをとても簡単に編集することができます。画面上でコントローラーの画像が表示され、マウスやスティックで選んで好きなアクションを割り当てることができるため、自分好みの操作方法に細かく作り替えることが可能です。例えば、ジャンプボタンを押しやすい位置に変えたり、複雑な動作をしやすくしたりと、思い通りにカスタマイズできます。
3-2: ゲームごとのプロファイル
カスタマイズした設定はゲームごとに保存ができるため、アクションゲームでは瞬発的な操作重視のレイアウト、シミュレーションではメニュー操作重視のレイアウトなど、タイトルに応じて最適な操作感に切り替えられます。
Steamは自動でそのゲームに合わせた設定を呼び出してくれるので、毎回手動で入れ替える必要がなく、快適に遊ぶことができます。
さらに自分の設定をクラウドにアップロードして他のPCでも同じレイアウトで遊べるようになります。
3-3: 同時押しや複数割り当て
一つのボタンに複数の操作を割り当てたり、特定のボタンを同時押ししたときに特定の動作を行うように設定することもできます。
これを活用すると、複雑なコマンド入力や素早い動作が必要なゲームでも操作が簡単になり、初心者でもスムーズに高度なアクションをこなせるようになります。
4: 便利な追加機能
この章では、Steamでコントローラーをより便利に活用するために知っておきたい追加機能について詳しく紹介します。
例えば、ジョイスティックの感度調整では、細かい動きを滑らかにしたり、逆に大きな動作を素早く反映させるなど、自分のプレイスタイルに合わせたカスタマイズが可能です。
トリガーの押し込み設定では、シューティングゲームやレースゲームでアクセルやブレーキの感覚を実際のペダルに近い感触に近づけることができ、ゲーム体験を大きく向上させます。
さらに、マウス操作との併用を行うことで、コントローラーでキャラクターを動かしながら、マウスで細かいエイム操作をするなどの組み合わせも可能になります。
これらを上手に組み合わせると、PCゲームの操作性が大きく広がり、快適さが格段に増します。
5: トラブルシューティング
Steamでコントローラーを使用している際にトラブルが発生した場合の基本的な対処法をまとめます。
5-1: Steamコントローラー設定でできない場合の対処法
設定を変更しても動作しない場合は、まずSteamクライアントを再起動し、設定が正しく保存されているか確認します。
さらにドライバやOSのアップデートを行うことで改善するケースも多いです。
5-2: 認識しない場合の解決策
認識されない場合は、接続方法やドライバの状態を確認し、USBケーブルを別のポートに差し替えたりBluetooth接続を再ペアリングします。
それでも解決しない場合はデバイスマネージャーで正しく認識されているかを確認し、必要に応じて再インストールします。
5-3: よくある質問とその回答
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設定が保存されない: 管理者権限でSteamを起動すると改善する場合があります。
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ボタンの反応が遅れる: Bluetoothでは遅延が起こることがあるため、USB接続を試してください。
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特定のゲームだけで動かない: そのゲームの設定内でコントローラーサポートを有効にする必要があります。
6: 専用コントローラー(過去製品)について
2015年にValveから発売された「Steam Controller」という専用機は、当時タッチパッド式の独特なデザインを採用しており、キーボードやマウスの操作をボタンやパッドで代替できるという革新的な特徴を持っていました。
家庭用ゲーム機からPCゲームに移行するユーザーにとって操作の敷居を下げる目的で開発されましたが、2020年頃に生産が終了しています。
現在では新品での購入はほぼ不可能で、中古品が限られた市場で流通しているのみです。
現在主流となっているのは市販のXbox、PlayStation、Switch ProなどのコントローラーをSteamの設定で有効化して使う方法であり、これらの汎用コントローラーをSteamがサポートしているため、設定次第で昔の専用コントローラー以上に快適なプレイ環境を構築できます。
【まとめ】
Steamで使うコントローラーは、汎用の市販モデルを設定次第で快適に動作させることができます。
初期設定を済ませれば、ゲームごとに操作性をカスタマイズし、感度やボタン割り当ても自由に変更可能です。
トラブルが起きた場合も基本のチェックと設定リセットで多くは解決できます。
専用コントローラーがなくても、しっかり調整することで自分だけの理想的な操作環境を整えられます。
Steamをこれから始める方には、コントローラー設定の前にアカウント作成が必要です。
以下の記事では、パソコン初心者でも安心して進められるSteamアカウントの登録手順をステップごとに丁寧に解説しています。
まだアカウントを持っていない方は、ぜひこちらも参考にしてください。